バナナファームに生きるぼくがハンピングについて徹底的に紹介
どうも!バナナブロガーばーしーです。
バナナ、食べてますか?
このブログに迷い込んでしまったそこのあなた!
あなたがいつも何気なく食べているそのバナナ、実はいろんな人の苦労があってあなたの食卓に届いているんです。
ぼくはワーホリでオーストラリアのバナナ村に来て5ヶ月、ひととおりのバナナに関する仕事を見てきました。
そこで今日は、バナナジョブの中でも花形の仕事「ハンピング」について紹介します。
ファームジョブに興味ある人、バナナの収穫されるまでに興味があるあなたにはタメになるかも!
※ちなみに、上のハンピング写真はバナナフレンドのT君の提供です。ありがとう。
ハンピングとは
バナナファームになっているバナナの木からバナナのバンチを専用のトラクターまで運ぶ仕事のことです。
ちなみに英語で言うと「humping」。
そしてバナナをハンピングする人たちを「ハンパー」と呼びます。
(友達のスティーブ君)
ぼくも実際にやったことがあるんですが、キツイのレベルが違います。
正直もう一生やりたくありません。絶対にです。
ハンパーが担ぐバンチ
「バンチっていうと、聞き馴染みのない言葉なので説明しておきましょう。
バナナが集まった一つの塊が房ですが、それがいくつも集まった集合体がバンチです。
英語では「bunches」と言います。
ね?これ担ぐとか、恐ろしいでしょ?
こんな風に一本の木に一バンチが生っていて、地面に向かって伸びている紫色したものがバナナの花です。
この花の部分はバナナの収穫に必要ないので、ハンパーが運ぶ前にバンチを切る「カッター」が切り落とします。
バナナのバンチは見た目通りめちゃくちゃ重いです。
軽いもので30kgから、大きいもので80kg程度あります。
この写真のバナナは大きくて重そうですね。
バナナマスターであるぼくの目測では60〜70kg程度あるんではないでしょうか。マスター的には絶対に担ぎたくありません。ええ。
仕事の内容
ハンピングをする人たちは朝、バナナファームに着いたらまず外に出て、バナナが生っている「パドック」へ移動します。
ファームにもよりますけどバナナ農園基本広大なので車に乗り込んで移動するか、バナナをストックしておくトラクターに乗って移動する人がほとんどでしょう。
(専用のトラクター)
パドックに着いたら、収穫できるバナナを探していきます。
畑に生っているバナナは全部取れるかというとそうでもなく、収穫できるバナナ、次回の収穫する時のためにキープしておくバナナを見極めていくのです。
収穫できるバナナを見つけるとカッターがバナナの木を傷つけていきます。
バナナは一本の木に一つのバンチしかできないので、バナナの木をガンガン倒していきます。
倒れてきたバンチを肩で受け止めて、カッターが木からバンチを切って離したら、ハンパーが専用トレイラーまで運んでいきます。
文字にすると簡単ですが、大変な仕事です。
繰り返しますが、ぼくは2度とやりたくありません。
ハンピングが適している人
バナナといえばハンピングだと思い浮かべてタリーにやってくる人もいますし、実際働いていてもバナナファームでは花形の仕事だと感じるので、できる人はかっこいいですね。
体力に自信がある、力つけたい。辛い思いを敢えてしたいというドMな人にはお勧めします。
こういうドMの人もハンピングをしています。ムキムキの男です。
「ぜひブログにこの写真を載せてくれ」ということで載せましたが、後悔しかありません。
また、ファームの工場の中の仕事は、一定のリズムでやってくるバナナを淡々とさばいていく仕事が多いので、飽きっぽい人やコツコツしたことが嫌いな人もハンパーは合っていると思います。
まとめ
ということで今日はハンピングの話でした!
バナナファームの仕事のブログを探すとハンピングばかり取り上げられるので、ぼくとしては他の仕事もどんどん紹介していきたいところですが、やはりハンピングがバナナファームの主役なので、この仕事の記事をまず書こうと思いました。
随時、他の仕事も取り上げていきます!写真が足りないので、「俺を!私を!ブログに載せてくれ!」というナイスな方はお声掛けください。
バナナファームには楽しい人がたくさんいるよ!
以上、今日はここまで。
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